WEB Win標準装備FTPexeを使いVBAで操作-5

※より実装に近く表示させる為、コードの改行を避けています。スマホ等で閲覧される際は向きを変えてご覧ください。

※実装するバージョンによってはバージョンアップの仕様により動作しないコードもあります。実装には動作確認の上ご使用下さい。

MS-DOSコマンドプロンプトでFTPexeを操作する

  • VBAで操作する前にWindowsに標準装備されているftp.exeを実際に操作してみる。
  • 既にサーバ側にファイルをお持ちの方は実行動作確認テストをしてから行って下さい 。

1コマンド一覧

  • help。
  • コマンド一覧を表示させるコマンド 。
FTPコマンド[MS-DOS]
コマンド 動作 対象 区分 引数 引数
bye 終了 FTP.exe 接続切断終了 - -
close 切断 サーバ 接続切断終了 - -
disconnect 切断 サーバ 接続切断終了 - -
open 接続 サーバ 接続切断終了 ホスト名 ポート番号
quit 切断終了 FTP.exe 接続切断終了 - -
user ユーザー名指定 サーバ 接続切断終了 ユーザー名 パスワード
cd カレントディレクトリ変更 サーバ ディレクトリ ディレクトリ名 -
dir ディレクトリ一覧表示作成 サーバ ディレクトリ ディレクトリ名 ファイル名
lcd カレントディレクトリ変更 ローカル ディレクトリ ディレクトリ名 -
ls ディレクトリ一覧表示作成 サーバ ディレクトリ ディレクトリ名 ファイル名
mdir ディレクトリ一覧表示作成 サーバ ディレクトリ ディレクトリ名 ファイル名
mkdir ディレクトリを作成 サーバ ディレクトリ ディレクトリ名 -
mls ディレクトリ一覧表示作成 サーバ ディレクトリ ディレクトリ名 ファイル名
pwd カレントディレクトリ表示 サーバ ディレクトリ - -
rmdir ディレクトリ削除(空の場合のみ実行可能) サーバ ディレクトリ ディレクトリ名 -
append アップロード追加(非対応FTP有り) サーバ ファイル ファイル名 ファイル名
ascii ASCIIモードに変更 サーバ モード - -
binary バイナリモードに変更 サーバ モード - -
delete ファイル削除(単ファイル) サーバ ファイル ファイル名 -
get ダウンロード(単ファイル) ローカル ファイル ファイル名 ファイル名
literal 引数をリモートマシンに送信 サーバ ファイル 引数 -
mdelete ファイル削除(複ファイル対話形式) サーバ ファイル *ファイル名 -
mget ダウンロード(複ファイル対話形式) ローカル ファイル *ファイル名 -
mput アップロード(複ファイル対話形式) サーバ ファイル *ファイル名 -
put アップロード(単ファイル) サーバ ファイル ファイル名 -
quote 引数をリモートマシンに送信 サーバ ファイル 引数 -
recv ダウンロード(単ファイル) ローカル ファイル ファイル名 ファイル名
rename ファイル名変更(単ファイル) サーバ ファイル ファイル名 ファイル名
send アップロード(単ファイル) サーバ ファイル ファイル名 ファイル名
type モード サーバ モード ascii binary
! コマンドプロンプトへ変更。[exit]で戻る。 FTP.exe 機能 - -
? ヘルプを表示。引数で各ヘルプ表示 FTP.exe 機能 コマンド名 -
bell 転送完了時に音を鳴らす FTP.exe 機能 - -
debug デバッグモード FTP.exe 機能 - -
glob ワイルドカード(*,?)使用許可 FTP.exe 機能 - -
hash UP/DLの進行状況表示# FTP.exe 機能 - -
help ヘルプを表示。引数で各ヘルプ表示 FTP.exe 機能 コマンド名 -
prompt 対話式モード FTP.exe 機能 - -
remotehelp ヘルプを表示。引数で各ヘルプ表示 FTP.exe 機能 - -
status FTP設定状況 FTP.exe 機能 - -
trace パケットトレース機能-有・無効 FTP.exe 機能 - -
verbose 応答表示 FTP.exe 機能 - -
全部で42のコマンドがあります。

  • ファイルが見つからない場合のエラーです 。

  • ディレクトリ一覧表示作成。
  • 引数にファイル名を指定した場合そのファイルに一覧を記録します 。

  • これはローカルカレントフォルダ内のファイル一覧。

  • FTPexeは15分のコマンド入力が無い場合は自動でログアウトします 。

 

2000年01月01日|[VBサンプルコード]:[WEB]