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、コントロールまたは描画オブジェクトをクリップボードにコピーします。また、グラフのデータ要素またはデータ系列のピクチャをクリップボードにコピーします。
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、Range オブジェクトを指定したセル範囲へ、またはクリップボードへコピーします。
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、シートをブック内の他の場所にコピーします。
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- expression.Copy
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- expression.Copy(Destination)
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- expression.Copy(Before, After)
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必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。グラフ シート全体をコピーするときは、構文 3 で対象となる
Chart オブジェクトを指定します。グラフ エリアだけをコピーするときは、構文 1 で対象となる ChartArea オブジェクトを指定します。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。コピー先のセル範囲を指定します。この引数を省略すると、クリップボードへコピーされます。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。コピーしたシートを特定のシートの直前の位置に挿入するときに、そのシートを指定します。ただし、引数
Before を指定すると、引数 After を指定することはできません。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。コピーしたシートを特定のシートの直後の位置に挿入するときに、そのシートを指定します。ただし、引数
After を指定すると、引数 Before を指定することはできません。
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- 引数 Before と引数 After の両方を省略した場合は、新規ブックが自動的に作成され、シートはそのブック内にコピーされます。
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- 次の使用例は、シート 1 のコピーを、シート 3 の後に挿入します。
- Worksheets("Sheet1").Copy after := Worksheets("Sheet3")
- 次の使用例は、シート 1 で使われたセル範囲をコピーし、新しくワークシートを作成して、そのワークシートにコピーしたセル範囲の値を貼り付けます。
Worksheets("Sheet1").UsedRange.Copy
Set newSheet = Worksheets.Add
newSheet.Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlValues
次の使用例は、シート 1 のセル範囲 A1:D4 をシート 2 のセル範囲 E5:H8 にコピーします。
Worksheets("Sheet1").Range("A1:D4").Copy _
destination:=Worksheets("Sheet2").Range("E5")
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Range オブジェクトの場合
指定された範囲にクリップボードのデータを貼り付けます。
Worksheet オブジェクトの場合
指定された書式でクリップボードの内容をシートに貼り付けます。このメソッドは他のアプリケーションからデータを貼り付ける場合、または特別な形式でデータを貼り付ける場合に使います。 |
クリップボードのデータを、指定されたセル範囲に貼り付けます。
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- expression.PasteSpecial(Paste, Operation, SkipBlanks, Transpose)
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必ず指定します。対象となる Range オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。指定範囲に何を貼り付けるかを指定します。
- 使用できる定数は、XlPasteType クラス
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xlPasteAll |
全て |
既定値 |
xlPasteFormulas |
式 |
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xlPasteValues |
値 |
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xlPasteFormats |
書式 |
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xlPasteComments |
コメント |
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xlPasteAllExceptBorders |
入力規則 |
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。貼り付けの方法を指定します。
- 使用できる定数は、XlPasteSpecialOperation クラス
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xlPasteSpecialOperationNone |
しない |
既定値 |
xlPasteSpecialOperationAdd |
加算 |
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xlPasteSpecialOperationSubtract |
減算 |
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xlPasteSpecialOperationMultiply |
乗算 |
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xlPasteSpecialOperationDivide |
除算 |
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。クリップボードに含まれる空白のセルを貼り付けの対象にしないようにするには、True
を指定します。既定値は False です。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。指定すると、貼り付けのときにデータの行と列を入れ替えるには、True を指定します。既定値は
False です。
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- 次の使用例は、シート 1 のセル範囲 D1:D5 の各セルのデータに、シート 1 のセル範囲 C1:C5 の対応するセルのデータを加算します。
With Worksheets("Sheet1")
.Range("C1:C5").Copy
.Range("D1:D5").PasteSpecial _
Operation:=xlPasteSpecialOperationAdd
End With
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指定された形式で、クリップボードの内容をシートに貼り付けます。他のアプリケーションからデータを貼り付けるときや、あるいは特別な形式でデータを貼り付ける場合に使います。
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- expression.PasteSpecial(Format, Link, DisplayAsIcon, IconFileName, IconIndex,
IconLabel)
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必ず指定します。対象となる DialogSheet オブジェクト、または Worksheet オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。クリップボードのデータの形式を文字列で指定します。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。元のデータと貼り付けたデータの間にリンクを設定するには、True を指定します。元のデータがリンクに適さないデータである場合や、元のデータを作成したアプリケーションがリンクをサポートしない場合には、この引数は無視されます。既定値は
False です。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。貼り付けたデータはアイコンとして表示するには、True を指定します。既定値は
False です。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。使われるアイコンの含まれているファイルを指定するには、引数 DisplayAsIcon
に True を指定します。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。アイコン ファイルのどのアイコンを使うかを示すインデックス番号を指定します。
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省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。アイコンのラベルを文字列で指定します。
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- このメソッドを使う前に、貼り付け先のセル範囲を必ず選択してください。
- このメソッドは、クリップボードの内容に合うように現在の選択範囲を変更します。
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- 次の使用例は、クリップボードの Word 文書のオブジェクトを、シート 1 のセル D1 に貼り付けます。
- Worksheets("Sheet1").Range("D1").Select
- ActiveSheet.PasteSpecial Format:="Microsoft Word 文書 オブジェクト"
- 次の使用例は、クリップボードの Word 文書のオブジェクトを、シート 1 のセル F5 に貼り付け、それをアイコンとして表示します。
Worksheets("Sheet1").Range("F5").Select
ActiveSheet.PasteSpecial _
Format:="Microsoft Word 8.0 文書 オブジェクト", _
DisplayAsIcon:=True
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