宣言 Option_Privateステートメントプロジェクトの外部からモジュールの内容が参照できなくなります

※より実装に近く表示させる為、コードの改行を避けています。スマホ等で閲覧される際は向きを変えてご覧ください。

※実装するバージョンによってはバージョンアップの仕様により動作しないコードもあります。実装には動作確認の上ご使用下さい。

Option Privateステートメント

複数のプロジェクト間で参照可能なホスト アプリケーションにおいて Option Private Module ステートメントを使うと、プロジェクトの外部からモジュールの内容が参照できなくなります。単独で Visual Basic を使用している場合など、外部からの参照を許可しないホスト アプリケーションでは、Option Private ステートメントは無効です。
  • 構文

  • Option Private Module
  • 解説

  • Option Private ステートメントを使用する場合、モジュール レベル内のどのプロシージャよりも前に記述します。
  • モジュールに Option Private Module ステートメントが含まれている場合でも、モジュール レベルで宣言されているパブリックな要素、たとえば、変数、オブジェクト、およびユーザー定義型は、モジュールを含むプロジェクト内で使用できます。ただし、ほかのアプリケーションまたはプロジェクトでは、使用できません。
  • メモ

  • Option Private ステートメントは、ホスト アプリケーションが、複数のプロジェクトの同時読み込みをサポートし、プロジェクト間での参照を許可している場合にのみ使用できます。たとえば、Microsoft Excel では、複数のプロジェクトの読み込みが可能で、Option Private Module ステートメントを使用してプロジェクト間の参照を制限できます。Visual Basic では、複数のプロジェクトの読み込みは可能ですが、プロジェクト間での参照は許可されていません。
  • Option Private ステートメントの使用例

  • 次の例では、Option Private ステートメントをモジュール レベルで使って、モジュール全体をプライベートとして設定します。Option Private Module では、Private 宣言を行っていないモジュール レベルの要素は、そのモジュールが含まれるプロジェクト内からは参照できますが、ほかのアプリケーションやほかのプロジェクトからは参照できません。
  • Option Private Module
  • モジュールがプライベートであることを示します。

 

2000年01月01日|[VBサンプルコード]:[宣言]