関数 数値表示書式指定文字の使用例Format関数

※より実装に近く表示させる為、コードの改行を避けています。スマホ等で閲覧される際は向きを変えてご覧ください。

※実装するバージョンによってはバージョンアップの仕様により動作しないコードもあります。実装には動作確認の上ご使用下さい。

Option Explicit

'(VB:Help)
'
'指定した書式 (format)  正の数 5     負の数 5        小数 .5    Null 値
'長さ 0 の文字列 ("")      5           -5              0.5
'0                         5           -5              1
'0.00                      5.00        -5.00           0.50
'#,##0                     5           -5              1
'#,##0.00;;;Nil            5.00        -5.00           0.50       Nil
'\\#,##0;\\-#,##0         \5          (\5)            \1
'\\#,##0.00;\\-#,##0.00   \5.00       (\5.00)         \0.50
'0%                        500%        -500%             50%
'0.00%                     500.00%     -500.00%       50.00%
'0.00E+00                  5.00E+00    -5.00E+00       5.00E-01
'0.00E-00                  5.00E00     -5.00E00        5.00E-01
'
'数値表示書式指定文字 (Format 関数)
'
'(0)
'桁位置や桁数を指定するときに使います。引数 format に指定した書式文字列内の表示書式指定文字
'"0" 1 つで、数値の 1 桁を表します。変換対象の数値 (式) が、"0" で指定された桁位置を使ってい
'る場合は、その桁に該当する値が入ります。変換対象の数値の桁数が少なく、指定された桁位置に該
'当する値がない場合は、その桁には 0 が入ります。
'引数 expression に指定した数値の整数部または小数部の桁数が、指定書式内の "0" の桁位置に満
'たない場合は、その桁位置には 0 が付加されます。また、数値の小数部の桁数が小数部に指定した
'"0" の桁位置を超える場合には、数値の小数部は指定の桁位置に合わせて四捨五入されます。逆に、
'整数部の桁数が整数部に指定した "0" の桁位置を超える場合には、整数部は変更されることなく、
'すべて表示されます。
'
'(#)
'桁位置や桁数を指定するときに使います。引数 format に指定した書式文字列内の表示書式指定文字
' "#" 1 つで、数値の 1 桁を表します。変換対象の数値 (expression) が "#" で指定された桁位置
'を使っている場合は、その桁に該当する値が入ります。変換対象の数値の桁数が少なく、指定された
'桁位置に該当する値がない場合は、その桁には何も入りません。
'この記号は表示書式指定文字の "0" と同じような働きをしますが、数値の小数部や整数部の桁数が
'"#" で指定された桁位置に満たない場合に 0 は挿入されず、その桁には何も入りません。
'
'(.)
'表示書式指定文字 ("0" または "#") と組み合わせて、小数点の位置を指定するときに使います。
'表示する桁数を指定するとき、この表示書式指定文字の位置によって、整数部と小数部が区別されま
'す。指定書式内で "." の左側に "#" だけが指定されている場合は、1 未満の数値は小数点記号から
'始まります。数値が 1 未満の場合に小数点記号の左側に常に 0 が付くようにするには、指定書式内
'で " " の左側に "#" ではなく "0" を指定します。変換後の小数点記号は、オペレーティング シス
'テムの国別情報の設定によって決まります。
'
'(%)
'数値を 100 倍し、パーセント記号 (%) を付けるときに指定します。
'
'(,)
'1000 単位の区切り記号を挿入するときに指定します。整数部が 4 桁以上ある数値については、1000
'単位の区切り記号が付きます。変換後の 1000 単位の区切り記号は、オペレーティング システムの国
'別情報の設定によって決まります。通常、この表示書式指定文字 "," の前後に "0" または "#" を指
'定して使います。この表示書式指定文字 "," の右側に "0" も "#" も指定しない場合、つまり、整数
'部の右端にこの表示書式指定文字 "," を 1 つ、または 2 つ以上続けて指定した場合 (小数部の表示
'指定の有無は任意)、変換対象の数値は 1000 単位で割った値に変換されます。このとき、値は桁位置
'の指定に応じて丸められます。たとえば、書式指定文字列として "##0,," と指定すると、
'数値 100000000 (1 億) は、100 に変換されます。100 万未満の数値は 0 となります。整数部の右端
'以外でこの表示書式指定文字 "," を 2 つ以上続けて指定した場合は、"," を 1 つ指定したときと同
'じになります。
'
'(:)
'時刻の区切り記号を挿入するときに指定します。時刻を時間、分、秒で区切ることができます。
'変換後の時刻の区切り記号は、オペレーティング システムの国別情報の設定によって決まります。
'
'(/)
'日付の区切り記号を挿入するときに指定します。日付を年、月、日で区切ることができます。
'変換後の区切り記号は、オペレーティング システムの国別情報の設定によって決まります。
'
'(E- E+ e- e+)
'指数表記で表すときに指定します。"E-"、"E+"、"e-"、"e+" のいずれかの右側に "0" または "#" を
' 1 つ以上指定すると、数値は指数表記で表され、整数部と指数部の間に e または E が挿入されます。
'これらの表示書式指定文字の右側に指定する "0" または "#" の数は、指数部の桁数を示します。"E-"
'や "e-" を使うと、指数が負の場合にはマイナス記号が付きます。"E+" や "e+" の場合は、
'指数の正負に合わせてプラス記号かマイナス記号が付きます。
'
'- + $ ( ) スペース
'指定する文字をそのまま挿入します。これら以外の表示書式指定文字を挿入するには、
'その前に円記号 (\) を付けるか、ダブル クォーテーション (" ") で囲みます。
'
'(\)
'すぐ後に続く 1 文字をそのまま表示します。書式指定の中で、特別な意味を持っている "#" または
' "E" などの文字を文字としてそのまま表示するには、その文字の前に円記号 (\) を付けます。
'この場合、前に付けた円記号 (\) は表示されません。文字をダブル クォーテーション (" ")
'で囲んでも、同じです。円記号 (\) を挿入するには、円記号 (\) を 2 つ続けて記述します (\\)。
'そのままでは挿入できない文字としては、
'日付や時刻の表示書式指定文字 (a、c、d、h、m、n、p、q、s、t、w、y、/、:)、
'数値の表示書式指定文字 (#、0、%、E、e、カンマ、ピリオド)、
'文字列の表示書式指定文字 (@、&、<、>、 ) などがあります。
'
'("ABC")
'ダブル クォーテーション (" ") で囲まれた文字列は、そのまま挿入されます。
'書式指定の引数 format に文字列を含めるには、Chr(34) を使って文字列を囲みます。
'文字コードではダブル クォーテーション (" ") は 34 になります。

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2016年10月01日|[VBサンプルコード]:[関数]